スタンダードのギデオンの誓い By Reid Duke
2016年2月1日 翻訳
CFBより、Reid Duke兄貴の記事です。ぜひ元記事(http://www.channelfireball.com/articles/gideons-oath-in-standard/)も読んでみてください。
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プレリリースの時期には、色んなものをよく観るようにしている。"見る"んじゃなく、"観る"。生物のコストがより低く、パワーはより高くなっていたり、過去の呪文の上位互換が登場している場合なんかは、誰でもそれにすぐ気づく。評価するのが難しいのは、ふだん僕たちが従っているルールを変えてしまうカードだ。ギデオンの誓いも、そんな一枚だ。
PWに追加の忠誠度カウンターを与える効果は、実際どのくらい強いんだろうか。まあもちろん、PWの種類によるね──そのPWをプレイして、まずどの能力を起動するか? それに対し、相手はどう応ずるか? そんなセオリー次第だ。もしこのカードの存在によってPWが、普通は死ぬだろう場面を生き残ったり、新しい使い方を見出されるとしたら、ギデオンの誓いは素晴らしいカードになる可能性を秘めてるってことになる。
ギデオンの誓いとゼンディカーの同盟者、ギデオンを組み合わせるってのはまあ誰でも思いつくだろう。ギデオンはスタン最強のPWで、誓いと同じ色で、誓ってる本人でもある。誓いがあればギデオンは即紋章を出しても生き残る。そして誓いが与えてくれるトークンが、ギデオンの身を守ってこのプレイを後押ししてくれる。
ゼンディカーの代弁者、ニッサも、トークン戦略や追加の忠誠度カウンターに噛み合った存在だ。ニッサに弱点があるとすれば+1能力がそれほど強くない点だが、4つの忠誠度カウンターは、着地した瞬間から-2を連打させてくれるのだ。もちろん、2倍栄光の頌歌ではなく、+1から入ることもできる。この柔軟性は大きな魅力だ。
ギデオンの誓いが与えてくれる2体のトークンはPWを護る壁となり、トークンで戦場を埋め尽くす戦略をプッシュする。出てくるトークンが同盟者で、結集や盟友と相性が良いのもポイントだ。スタンで活躍すること請け合いのPW2体にこんなボーナスを与えてくれるギデオンの誓いだが、オリジンの変身PWたちに追加カウンターを載せることももちろん可能だ(変身するために一度追放されて、それから場に出るからね)。ついでに、ドロモカの命令に対するデコイとしても機能することもある。"命令"は白がよく使うエンチャント除去、絹包みや隔離の場の天敵だ。そんなこんなを全部ひっくるめて、ギデオンの誓いはGWトークンにとって有力な新戦力と言えそうだ。
Lands 25
4 吹きさらしの荒野
4 溢れかえる岸辺
4 樹木茂る山麓
3 地平線の梢
4 平地
5 森
1 領事の鋳造所
Creatures 15
4 始まりの木の管理人
4 搭載歩行機械
2 棲み家の防御者
1 巨森の予見者、ニッサ
4 風番いのロック
Spells 20
3 ゼンディカーの代弁者、ニッサ
4 ゼンディカーの同盟者、ギデオン
3 ギデオンの誓い
2 荒野の確保
4 絹包み
2 勇敢な姿勢
2 ドロモカの命令
Sideboard
4 アラシンの僧侶
2 勇敢な姿勢
4 神聖な月光
2 正義のうねり
1 隔離の場
2 ドロモカの命令
このレシピはアブザンアグロやGW大変異の強みを大部分そのままに残している。2色のマナベースはよりスムーズかつ粘り強く戦うことを可能にしている。コントロールに対してはいろいろな角度を一度に突くことができ、かつPWの存在感はスタン1だ。相手がPWに対して投げつけてくる脅威には、軽くて効率のいい除去が回答してくれる。
ここまで書いてきたのは、ギデオンの誓いの活用法の一つにすぎない。古いフォーマットでも活躍の目はある──追加の忠誠度カウンターがあれば、野生語りのガラクやエルズペス・ティレル、テゼレット2種は場に出たターンに奥義を使えるようになるからね。
ギデオンの誓いは、マジックの歴史上唯一無二の効果を持っている。そういうカードは、よーく観ておくに越したことはないね。
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以上です。ギデオンの誓いは気になってるカードの一枚ですね。4マナ域には強いPWが多いですし。個人的には真面目な訪問者、ソリンとの咬み合いが素晴らしく好きです。モダンのBWトークンで試してみたい。
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プレリリースの時期には、色んなものをよく観るようにしている。"見る"んじゃなく、"観る"。生物のコストがより低く、パワーはより高くなっていたり、過去の呪文の上位互換が登場している場合なんかは、誰でもそれにすぐ気づく。評価するのが難しいのは、ふだん僕たちが従っているルールを変えてしまうカードだ。ギデオンの誓いも、そんな一枚だ。
PWに追加の忠誠度カウンターを与える効果は、実際どのくらい強いんだろうか。まあもちろん、PWの種類によるね──そのPWをプレイして、まずどの能力を起動するか? それに対し、相手はどう応ずるか? そんなセオリー次第だ。もしこのカードの存在によってPWが、普通は死ぬだろう場面を生き残ったり、新しい使い方を見出されるとしたら、ギデオンの誓いは素晴らしいカードになる可能性を秘めてるってことになる。
ギデオンの誓いとゼンディカーの同盟者、ギデオンを組み合わせるってのはまあ誰でも思いつくだろう。ギデオンはスタン最強のPWで、誓いと同じ色で、誓ってる本人でもある。誓いがあればギデオンは即紋章を出しても生き残る。そして誓いが与えてくれるトークンが、ギデオンの身を守ってこのプレイを後押ししてくれる。
ゼンディカーの代弁者、ニッサも、トークン戦略や追加の忠誠度カウンターに噛み合った存在だ。ニッサに弱点があるとすれば+1能力がそれほど強くない点だが、4つの忠誠度カウンターは、着地した瞬間から-2を連打させてくれるのだ。もちろん、2倍栄光の頌歌ではなく、+1から入ることもできる。この柔軟性は大きな魅力だ。
ギデオンの誓いが与えてくれる2体のトークンはPWを護る壁となり、トークンで戦場を埋め尽くす戦略をプッシュする。出てくるトークンが同盟者で、結集や盟友と相性が良いのもポイントだ。スタンで活躍すること請け合いのPW2体にこんなボーナスを与えてくれるギデオンの誓いだが、オリジンの変身PWたちに追加カウンターを載せることももちろん可能だ(変身するために一度追放されて、それから場に出るからね)。ついでに、ドロモカの命令に対するデコイとしても機能することもある。"命令"は白がよく使うエンチャント除去、絹包みや隔離の場の天敵だ。そんなこんなを全部ひっくるめて、ギデオンの誓いはGWトークンにとって有力な新戦力と言えそうだ。
Lands 25
4 吹きさらしの荒野
4 溢れかえる岸辺
4 樹木茂る山麓
3 地平線の梢
4 平地
5 森
1 領事の鋳造所
Creatures 15
4 始まりの木の管理人
4 搭載歩行機械
2 棲み家の防御者
1 巨森の予見者、ニッサ
4 風番いのロック
Spells 20
3 ゼンディカーの代弁者、ニッサ
4 ゼンディカーの同盟者、ギデオン
3 ギデオンの誓い
2 荒野の確保
4 絹包み
2 勇敢な姿勢
2 ドロモカの命令
Sideboard
4 アラシンの僧侶
2 勇敢な姿勢
4 神聖な月光
2 正義のうねり
1 隔離の場
2 ドロモカの命令
このレシピはアブザンアグロやGW大変異の強みを大部分そのままに残している。2色のマナベースはよりスムーズかつ粘り強く戦うことを可能にしている。コントロールに対してはいろいろな角度を一度に突くことができ、かつPWの存在感はスタン1だ。相手がPWに対して投げつけてくる脅威には、軽くて効率のいい除去が回答してくれる。
ここまで書いてきたのは、ギデオンの誓いの活用法の一つにすぎない。古いフォーマットでも活躍の目はある──追加の忠誠度カウンターがあれば、野生語りのガラクやエルズペス・ティレル、テゼレット2種は場に出たターンに奥義を使えるようになるからね。
ギデオンの誓いは、マジックの歴史上唯一無二の効果を持っている。そういうカードは、よーく観ておくに越したことはないね。
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以上です。ギデオンの誓いは気になってるカードの一枚ですね。4マナ域には強いPWが多いですし。個人的には真面目な訪問者、ソリンとの咬み合いが素晴らしく好きです。モダンのBWトークンで試してみたい。
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