プレリで勝つために~OGW双頭巨人戦のススメ~ By Neal Oliver 前半
2016年1月15日 翻訳 CFBより。元記事(http://www.channelfireball.com/articles/how-to-win-at-oath-of-the-gatewatch-two-headed-giant/)もぜひご一読を。特にリスト部分。新しいカードはパッと浮かばない方も多いと思いますので(僕ももちろん浮かびません)。
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先週末のGPオークランドにて、一足先にOGWの双頭巨人戦を遊ばせてもらう機会があった。相方はポッドキャスト仲間のトリスタン=キリーン。僕が来るべき闘いに備えて新カードのテキストをじっくり読んでいる隣で、トリスタンは剥いても剥いてもボムが出てきて笑いが止まらないって感じだった。控えめに言って、僕らのプールはとても強かった。OGWを使うイベントの出だしは好調だ。そしてマッチをこなしていくうちに、双頭巨人戦における定石と、それを補強するこの環境独自の戦略みたいなものも見えてきた。この記事で、諸君にそれを披露しよう。
・チームメイトとのシナジーを重視する
OGWは史上初、双頭巨人戦を意識してデザインされたセットだ。獄庫を解放したりギルド同士で争ったり、プレリではいろいろ面白いイベントがあるけど、今回は双頭巨人戦がそれに該当するわけだね。このフォーマットにおいては、通常の1vs1のシールド時とは全く異なった使い方をするカードも出てくる。トリスタンが指摘したように、"通常のフォーマットには存在しないカードを使う"んだ。トリスタンが使ったこのURデッキを見てくれれば、言いたいことがわかると思う。
Lands 17
1 さまよう噴気孔
1 燃え殻の痩せ地
1 燻る湿地
8 島
1 沼
5 山
Creatures 13
1 竜使いののけもの
1 次元潜入者
1 嵐追いの魔道士
2 ゴブリンの自在駆け
1 遺跡潜り、ジョリー・エン
1 棘撃ちドローン
2 ジュワー島の報復者
1 タジームの守護者
1 竜巻の種父
1 ゴブリンの闇住まい
1 巡礼者の眼
Spells 10
1 払拭
1 掴み掛かる水流
1 ヴァラクートの涙
1 昇華者の突撃
1 巨岩投下
1 虚空の接触
1 苦い真理
1 食い荒らす炎
1 比較分析
1 沿岸の発見
まず、怒涛を持つスペルはどれも怒涛コストで唱える前提でマナカーブに組み込まれていることに気づいてもらえると思う。3/2威迫を2マナで、3/3飛行を3マナで、というふうに展開していくのはまったく壊れてる。でも、条件は皆同じだ! この双頭巨人戦では、スタンというより下環境寄りの、パワー溢れるプレイがよく起こる。コスト軽減ってのはいつもマジックをぶっ壊してきた。リミテッド環境でそれを体験できるチャンスを逃す手はない。
しかし、こうも展開力が強いと、ドブンハンドをもらったチームが常に勝つ、一方的なゲームばかりになるんじゃないかと心配したりもした。だけど、怒涛は展開の遅れを取り戻すためにも役立つメカニズムで、先に展開できてもゲーム中に油断する隙はない。片方のプレイヤーが除去を撃って、それで怒涛を達成したチームメイトが生物を展開するようなことも可能なわけだからね。
こっちが僕の使ったデッキで、先のURデッキをサポートする形になっている。
Lands 17
2 荒地
1 抵抗者の居住地
1 崩壊する痕跡
10 沼
2 平地
1 未知の岸
Creatures 17
2 殺戮ドローン
2 面晶体の這行器
1 エルドラージのミミック
1 本質を蝕むもの
3 威圧ドローン
1 コジレックの叫び手
1 変位エルドラージ
1 虚神呼び
1 ゲトの裏切り者、カリタス
1 コジレックの媒介者
1 現実を砕くもの
1 コジレックの先駆者
1 軍団を破壊するもの
Spells 6
2 終末の目撃
2 忘却の一撃
1 タールの罠
1 次元の歪曲
※訳注──元記事のリストではスペルが欠落していましたが、画像から判断して追加しました。
基本的に2マナ3マナのアグレッシブなカードで怒涛を達成することを目的にしてあるが、必要とあればディフェンスを固めることもできる。殺戮ドローンはその典型だ。終末の目撃のような、コントロールしつつライフレースを後押しするカードも搭載してある。
そして、このデッキのシナジーを語る上で、変位エルドラージは外せない存在だ。一度こいつを引き当てればいろんな選択肢が生まれ、しかもそれら全てが勝利に直結する。威圧ドローン、ゴブリンの闇住まい、巡礼者の眼あたりをブリンクできれば最高だが、単品でも全然悪くない。単品で強くて組み合わせれば何倍にも力を増すってカードたちで構築できれば、勝ち星を積み重ねられること疑いなしだ。
それと、プレイヤー2人に対して、ライフは1チームで1.5人分ってことを意識するように。威圧ドローンは場に出すだけで4点分の働きだし、棘撃ちドローンは毎回2点飛ばしてるようなものだ。できるだけこの手のライフを詰めるカードを採用しよう。ハグラへの撤退がぎりぎりプレイアブルのボーダーラインだ。
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先週末のGPオークランドにて、一足先にOGWの双頭巨人戦を遊ばせてもらう機会があった。相方はポッドキャスト仲間のトリスタン=キリーン。僕が来るべき闘いに備えて新カードのテキストをじっくり読んでいる隣で、トリスタンは剥いても剥いてもボムが出てきて笑いが止まらないって感じだった。控えめに言って、僕らのプールはとても強かった。OGWを使うイベントの出だしは好調だ。そしてマッチをこなしていくうちに、双頭巨人戦における定石と、それを補強するこの環境独自の戦略みたいなものも見えてきた。この記事で、諸君にそれを披露しよう。
・チームメイトとのシナジーを重視する
OGWは史上初、双頭巨人戦を意識してデザインされたセットだ。獄庫を解放したりギルド同士で争ったり、プレリではいろいろ面白いイベントがあるけど、今回は双頭巨人戦がそれに該当するわけだね。このフォーマットにおいては、通常の1vs1のシールド時とは全く異なった使い方をするカードも出てくる。トリスタンが指摘したように、"通常のフォーマットには存在しないカードを使う"んだ。トリスタンが使ったこのURデッキを見てくれれば、言いたいことがわかると思う。
Lands 17
1 さまよう噴気孔
1 燃え殻の痩せ地
1 燻る湿地
8 島
1 沼
5 山
Creatures 13
1 竜使いののけもの
1 次元潜入者
1 嵐追いの魔道士
2 ゴブリンの自在駆け
1 遺跡潜り、ジョリー・エン
1 棘撃ちドローン
2 ジュワー島の報復者
1 タジームの守護者
1 竜巻の種父
1 ゴブリンの闇住まい
1 巡礼者の眼
Spells 10
1 払拭
1 掴み掛かる水流
1 ヴァラクートの涙
1 昇華者の突撃
1 巨岩投下
1 虚空の接触
1 苦い真理
1 食い荒らす炎
1 比較分析
1 沿岸の発見
まず、怒涛を持つスペルはどれも怒涛コストで唱える前提でマナカーブに組み込まれていることに気づいてもらえると思う。3/2威迫を2マナで、3/3飛行を3マナで、というふうに展開していくのはまったく壊れてる。でも、条件は皆同じだ! この双頭巨人戦では、スタンというより下環境寄りの、パワー溢れるプレイがよく起こる。コスト軽減ってのはいつもマジックをぶっ壊してきた。リミテッド環境でそれを体験できるチャンスを逃す手はない。
しかし、こうも展開力が強いと、ドブンハンドをもらったチームが常に勝つ、一方的なゲームばかりになるんじゃないかと心配したりもした。だけど、怒涛は展開の遅れを取り戻すためにも役立つメカニズムで、先に展開できてもゲーム中に油断する隙はない。片方のプレイヤーが除去を撃って、それで怒涛を達成したチームメイトが生物を展開するようなことも可能なわけだからね。
こっちが僕の使ったデッキで、先のURデッキをサポートする形になっている。
Lands 17
2 荒地
1 抵抗者の居住地
1 崩壊する痕跡
10 沼
2 平地
1 未知の岸
Creatures 17
2 殺戮ドローン
2 面晶体の這行器
1 エルドラージのミミック
1 本質を蝕むもの
3 威圧ドローン
1 コジレックの叫び手
1 変位エルドラージ
1 虚神呼び
1 ゲトの裏切り者、カリタス
1 コジレックの媒介者
1 現実を砕くもの
1 コジレックの先駆者
1 軍団を破壊するもの
Spells 6
2 終末の目撃
2 忘却の一撃
1 タールの罠
1 次元の歪曲
※訳注──元記事のリストではスペルが欠落していましたが、画像から判断して追加しました。
基本的に2マナ3マナのアグレッシブなカードで怒涛を達成することを目的にしてあるが、必要とあればディフェンスを固めることもできる。殺戮ドローンはその典型だ。終末の目撃のような、コントロールしつつライフレースを後押しするカードも搭載してある。
そして、このデッキのシナジーを語る上で、変位エルドラージは外せない存在だ。一度こいつを引き当てればいろんな選択肢が生まれ、しかもそれら全てが勝利に直結する。威圧ドローン、ゴブリンの闇住まい、巡礼者の眼あたりをブリンクできれば最高だが、単品でも全然悪くない。単品で強くて組み合わせれば何倍にも力を増すってカードたちで構築できれば、勝ち星を積み重ねられること疑いなしだ。
それと、プレイヤー2人に対して、ライフは1チームで1.5人分ってことを意識するように。威圧ドローンは場に出すだけで4点分の働きだし、棘撃ちドローンは毎回2点飛ばしてるようなものだ。できるだけこの手のライフを詰めるカードを採用しよう。ハグラへの撤退がぎりぎりプレイアブルのボーダーラインだ。
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