セルフインタビュー① ~自己紹介にかえて~
2016年1月14日 雑文 コメント (2)──まず、マジック歴から教えていただけますか?
定番の質問だね。といっても僕の回答も定番なものになるんだけど、当時コロコロでやってた『デュエル・マスターズ』が僕とマジックとの出会いだった。『遊戯王』とかポケモンカードでTCGというものは認識していたから、そこからスライドするかたちで自然にハマっていったんだと思う。
──とすると、ウルザブロック後期あたりから始められたんですか?
いや、もっとあとからだね。インベイジョンブロックあたりかな。
──漫画の影響で始めたにしては時期がおかしいような……
流行に鈍いほうでね。ちょっとズレてるんだ、昔から。最初に買ったのは第七版の初心者セットみたいなやつ。茨の精霊がパッケージイラストで、CD-ROMなんかも付いてた。でもほとんど遊ばなかったな。明らかに友だちが使ってるカードのほうが強かったからね。すぐインベイジョンなんかのブースターに手を出したよ。
──初めて自分で引いたレアは何だったか憶えてます?
憶えてないよ、そんなの。この質問、よそでもたまに見かけるけど、みんな憶えててすごいなって思う。もっとも僕も、初めて手に入れたカードのことは憶えてるけどね。
──先ほどのお話にあった、第七版の入門セットですね。
いや、違うよ。僕が初めて手に入れたカードは、白き盾の騎士団だ。
──え? 第七版には収録されてませんよね?
うん。
──じゃあどうして……
近所で拾ったんだ。
──拾った?
マジックに出会った直後くらいだったかな。当時僕が住んでたのは新興住宅街のアパートで、そこの駐車場に、第五版の白き盾の騎士団が一枚だけぽつんと落ちてたんだ。で、僕はそれを拾った。英語版だったからカードの能力は解らなかったけど、ほら、あのカードって絵が綺麗だろ? 持って帰ってしばらく大事にしてた。その頃から、なんとなく白びいきだな。
──なるほど。色についてはのちのち伺いますので、今はそのくらいで。とにかく、インベイジョンあたりからマジックにどっぷりと……
お小遣いの許す範囲で他愛無いデッキを組んで、友だちと遊ぶ程度だけどね。オデッセイころから大会に出るようになったな。
──近所に公認大会を開いているお店があったんですか?
一時間に二本しか出ていない電車で二駅、十分くらいのところだから、厳密に言えば近所じゃない。なにしろ田舎だからね。それはともかく、オデッセイのころには僕ら(僕と、一緒にマジックで遊んでいた友だち)も中学生で行動範囲もそれなりに広がっていたから、週末の大会に行くくらいは可能だったわけだ。
──大会に行くようになって、なにか変化はありましたか。
なんというか、ゲームで最初のダンジョンをクリアして、移動手段を手に入れたような感じだったね。今まではゲームショップの片隅に置いてあるブースターをちまちま買ってたのが、一気に世界がひらけて、どこから手を付けていいかわからないというか。トップメタデッキとか、シャークトレードとか、ゲームぎゃざとか、シングルカードとか、とにかくすべてが一気に目の前に出てきた。ウルザの激怒が四千円でショーケースに鎮座してたのをとても良く憶えてる。三千円した獣群の呼び声は何が強いのかさっぱりだったな(笑)。ダメランとかもね、「土地がなんで高いの?」って。
──ショップの値付けがかなりダイナミックな時期でしたね。全国的にやはりブームが来ていたんだなという。
今のモダンほどじゃないけどね(笑) まあ、ともかく、やがて毎月ゲームぎゃざを買うようになった。プロとかいるんだ、すげーって思ってたりした。エクステンデットってなんだ? とかね。同時に、ネットでマジックの情報を集めるようにもなって、ネットトレードやオークションにも手を出しはじめたね。まだまだネットも第一次成長期といったところであまり洗練されているとは言いがたかったけど、まあとにかく色々経験できたし、知識も増えた。トーメントが発売して、安くて強いUGマッドネスが勢力を伸ばしたのも追い風だった。獣群の呼び声は持ってなかったし土地は基本土地オンリーでも、まあ勝てたからね。店に行って、同じ年頃の奴らが使ってるデッキもだいたい雑種犬、ルートワラ、ワームの御三家が並んでた。緑は当時から嫌いだったんだけど、マッドネスは例外だな。マングースがいまでもレガシーで頑張ってるのは、個人的には嬉しいね。
──こうしてトーナメントプレイヤーの端くれとしてデビューしたと。
まあ、レギオンでやめたんだけどね。
──え? せっかく大会に出るようになったし、雑誌も買っていたのに?
ブーム自体が下火になったというか、みんな飽き始めてるところでインベイジョンブロックのスタン落ちが来ちゃったからね。入れ替わりで入ってきたオンスロートはぶっちゃけインベほど魅力的なカードがなかったし……。僕個人としては遊び続けるモチベはけっこうあった。でも中三になるくらいに周りの友だちは次々やめちゃって、そうなるともう終わりだ。身近に相手がいなきゃ、TCGはつまらない。一人で大会にわざわざ行って、知らない大人にボコられるのも嫌だった。金も続かないし、高校受験もあるしで、やめる要素しかなかったね。
──中学三年生のときに、一旦マジックから離れる、と。
うん。代わりに格闘ゲームにハマり始めるんだけど、まあ関係ない。で、高校の時にラヴニカでマジックを再開した。
──特別な理由はあるんですか?
いや、周りがまた始めたからね(笑) みんな多色ブロックが好きなんじゃないかな。あと高校二年生ってけっこう暇な時期だから、マジックでもやるかーってなったのかも。まあ判んないよね、そんなの。
──中学生の頃からなにか変化はありました?
別に。大会やってた店が潰れてたくらいかな。だから、相手は友だちオンリー。
──ああ……
その再開も長続きしなかったしね。ほんとにラヴニカブロックだけだった。オルゾフとディミーアを使うのは楽しかったけど、身内のグルールとかアゾリウスにやられてばっかりだった。楽しかったけどね、もちろん。
また高三になると受験とか就職とかいろいろあって、みんなやめていったな。
──けっこう付いたり離れたり、忙しいですね。
でも、この二度目の出会いで、「自分はTCG好きだな」ってはっきり認識したね。もう二度とやらないかもしれないけど、好きなことは好きだ、それは忘れないでおこうって思ったな。だから、やってない時期も新しいエキスパンションの情報は見てたし、MTG:WikiとかBraingeyserは暇つぶしのお供だった。
──マジックを意識はしていた、と。
そう。で、大学三年のときに、某国産TCG……まあいいか、プレシャスメモリーズっていうのを始めた。プレメモ、知ってる?
──いえ、勉強不足ですいません。
まあ知ってる必要ないと思うよ。で、そのゲームで店舗大会に出るようになった。その頃には地元じゃなくて、もっと都会なところに越してたからね、環境も変わっていた。必然、カードショップに行くことも多くなって、TCGそのものにまたコミットしていった。大学生で自由にできるお金も増えてたから、より深く。プレメモだけじゃなくてバトスピとか、ゼクスとかもかじったよ。でも結局、プレメモに戻ったね。
マジックは、構築戦はやらなかったけど、ブードラをやったりしてた。プレメモプレイヤーの中にも、マジックを知ってる人はけっこういたからね。
──プレメモは現在も続けてらっしゃるんですか?
休止してるようなものだけど、何しろこないだミックスの──まあマジックでいえばエターナルみたいなレギュレーションだ──全国大会で優勝したから、完全に止めちゃうってことはないよ。このゲームに思い入れが多分にある。僕が止めるより、プレメモが終わるほうが先だろうな。
──マジックの話題に戻りますが、結局具体的に、三度目の復帰を果たしたのはいつなんですか?
ごく最近だよ。タルキール覇王譚で友好色フェッチが再録されて、さらに次の大型がゼンディカー回帰だってことが解って、「チャンスだ」と思った。そのときは、BFZに対抗色フェッチが再録されるもんだと思ってたからね。次にマジック始めるなら下環境も見据えてやろうというのは強くあったから、下でも使える土地を安く集められる現環境は、復帰するために最適だったんだね。
──タルキールもまた多色環境というのも、なんだか不思議な縁ですね。
まったくね。とにかく運命再編あたりからスタンのカードをちょこちょこシングルで揃えて、オリジンは1BOX、BFZは4BOX買った。並行して、モダン、レガシーで幅を利かせてるカードも揃え始めた。まだぜんぜんだけどね。それで、現在に至るってわけだ。
──では現在は、下環境の資産を集めながら、スタンダードをメインにプレイされているわけですか。
いや、今はリミテッドにはまってる。というか、それ以外できる状態じゃない。
──といいますと?
というのもね、就職にともなって引っ越ししたわけだけど、近所に大会をやってる店舗がないんだ。車で一時間くらい行かないとダメ。仕事も八時十七時ってわけじゃないから、結局FNMの時間にはほとんど間に合わない。だから、カードは揃えても結局一人回しなんだな。
でもマジックをやりたくて、ついにMOを導入したんだが、実物を持ってるものをデータで揃えるのも馬鹿らしくて……
──それで、リミテッドですか。
始める動機がマイナスなものばかりだけど、リミテッドが最高に楽しいことに気づいた。これはTCG人生最高の発見だと思う。僕には構築よりこっちのほうが向いているのかもしれない。だから、このDNの記事も当分はリミテッド中心になると思うね。
──もう構築はやらないんですか?
風に訊いたらどう? ってわけにもいかないか。でも本当にわからないんだ。転勤なんかもある職業だからいつ環境が変わってもおかしくないし、近所に大会やってる店があれば、ヴィンテージ以外のレギュレーションなら一応デッキは用意できるしね。とりあえず、下環境で使えるカードを集めるのは続けるつもりだ。コレクションだけでも楽しいから。
──長くなってしまいましたね。少し、休憩しましょう。
ここまでで、ちょうど四百字詰めで十枚分くらい喋ったわけだ。すごいね。
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DNを始めるにあたって、まあ自己紹介くらい必要かなと思ったのですが、普通に自己紹介を書いてみたところとてもつまらなかったので、こういう感じでインタビューを自作自演してみました。少し面白かったです。続きます。
定番の質問だね。といっても僕の回答も定番なものになるんだけど、当時コロコロでやってた『デュエル・マスターズ』が僕とマジックとの出会いだった。『遊戯王』とかポケモンカードでTCGというものは認識していたから、そこからスライドするかたちで自然にハマっていったんだと思う。
──とすると、ウルザブロック後期あたりから始められたんですか?
いや、もっとあとからだね。インベイジョンブロックあたりかな。
──漫画の影響で始めたにしては時期がおかしいような……
流行に鈍いほうでね。ちょっとズレてるんだ、昔から。最初に買ったのは第七版の初心者セットみたいなやつ。茨の精霊がパッケージイラストで、CD-ROMなんかも付いてた。でもほとんど遊ばなかったな。明らかに友だちが使ってるカードのほうが強かったからね。すぐインベイジョンなんかのブースターに手を出したよ。
──初めて自分で引いたレアは何だったか憶えてます?
憶えてないよ、そんなの。この質問、よそでもたまに見かけるけど、みんな憶えててすごいなって思う。もっとも僕も、初めて手に入れたカードのことは憶えてるけどね。
──先ほどのお話にあった、第七版の入門セットですね。
いや、違うよ。僕が初めて手に入れたカードは、白き盾の騎士団だ。
──え? 第七版には収録されてませんよね?
うん。
──じゃあどうして……
近所で拾ったんだ。
──拾った?
マジックに出会った直後くらいだったかな。当時僕が住んでたのは新興住宅街のアパートで、そこの駐車場に、第五版の白き盾の騎士団が一枚だけぽつんと落ちてたんだ。で、僕はそれを拾った。英語版だったからカードの能力は解らなかったけど、ほら、あのカードって絵が綺麗だろ? 持って帰ってしばらく大事にしてた。その頃から、なんとなく白びいきだな。
──なるほど。色についてはのちのち伺いますので、今はそのくらいで。とにかく、インベイジョンあたりからマジックにどっぷりと……
お小遣いの許す範囲で他愛無いデッキを組んで、友だちと遊ぶ程度だけどね。オデッセイころから大会に出るようになったな。
──近所に公認大会を開いているお店があったんですか?
一時間に二本しか出ていない電車で二駅、十分くらいのところだから、厳密に言えば近所じゃない。なにしろ田舎だからね。それはともかく、オデッセイのころには僕ら(僕と、一緒にマジックで遊んでいた友だち)も中学生で行動範囲もそれなりに広がっていたから、週末の大会に行くくらいは可能だったわけだ。
──大会に行くようになって、なにか変化はありましたか。
なんというか、ゲームで最初のダンジョンをクリアして、移動手段を手に入れたような感じだったね。今まではゲームショップの片隅に置いてあるブースターをちまちま買ってたのが、一気に世界がひらけて、どこから手を付けていいかわからないというか。トップメタデッキとか、シャークトレードとか、ゲームぎゃざとか、シングルカードとか、とにかくすべてが一気に目の前に出てきた。ウルザの激怒が四千円でショーケースに鎮座してたのをとても良く憶えてる。三千円した獣群の呼び声は何が強いのかさっぱりだったな(笑)。ダメランとかもね、「土地がなんで高いの?」って。
──ショップの値付けがかなりダイナミックな時期でしたね。全国的にやはりブームが来ていたんだなという。
今のモダンほどじゃないけどね(笑) まあ、ともかく、やがて毎月ゲームぎゃざを買うようになった。プロとかいるんだ、すげーって思ってたりした。エクステンデットってなんだ? とかね。同時に、ネットでマジックの情報を集めるようにもなって、ネットトレードやオークションにも手を出しはじめたね。まだまだネットも第一次成長期といったところであまり洗練されているとは言いがたかったけど、まあとにかく色々経験できたし、知識も増えた。トーメントが発売して、安くて強いUGマッドネスが勢力を伸ばしたのも追い風だった。獣群の呼び声は持ってなかったし土地は基本土地オンリーでも、まあ勝てたからね。店に行って、同じ年頃の奴らが使ってるデッキもだいたい雑種犬、ルートワラ、ワームの御三家が並んでた。緑は当時から嫌いだったんだけど、マッドネスは例外だな。マングースがいまでもレガシーで頑張ってるのは、個人的には嬉しいね。
──こうしてトーナメントプレイヤーの端くれとしてデビューしたと。
まあ、レギオンでやめたんだけどね。
──え? せっかく大会に出るようになったし、雑誌も買っていたのに?
ブーム自体が下火になったというか、みんな飽き始めてるところでインベイジョンブロックのスタン落ちが来ちゃったからね。入れ替わりで入ってきたオンスロートはぶっちゃけインベほど魅力的なカードがなかったし……。僕個人としては遊び続けるモチベはけっこうあった。でも中三になるくらいに周りの友だちは次々やめちゃって、そうなるともう終わりだ。身近に相手がいなきゃ、TCGはつまらない。一人で大会にわざわざ行って、知らない大人にボコられるのも嫌だった。金も続かないし、高校受験もあるしで、やめる要素しかなかったね。
──中学三年生のときに、一旦マジックから離れる、と。
うん。代わりに格闘ゲームにハマり始めるんだけど、まあ関係ない。で、高校の時にラヴニカでマジックを再開した。
──特別な理由はあるんですか?
いや、周りがまた始めたからね(笑) みんな多色ブロックが好きなんじゃないかな。あと高校二年生ってけっこう暇な時期だから、マジックでもやるかーってなったのかも。まあ判んないよね、そんなの。
──中学生の頃からなにか変化はありました?
別に。大会やってた店が潰れてたくらいかな。だから、相手は友だちオンリー。
──ああ……
その再開も長続きしなかったしね。ほんとにラヴニカブロックだけだった。オルゾフとディミーアを使うのは楽しかったけど、身内のグルールとかアゾリウスにやられてばっかりだった。楽しかったけどね、もちろん。
また高三になると受験とか就職とかいろいろあって、みんなやめていったな。
──けっこう付いたり離れたり、忙しいですね。
でも、この二度目の出会いで、「自分はTCG好きだな」ってはっきり認識したね。もう二度とやらないかもしれないけど、好きなことは好きだ、それは忘れないでおこうって思ったな。だから、やってない時期も新しいエキスパンションの情報は見てたし、MTG:WikiとかBraingeyserは暇つぶしのお供だった。
──マジックを意識はしていた、と。
そう。で、大学三年のときに、某国産TCG……まあいいか、プレシャスメモリーズっていうのを始めた。プレメモ、知ってる?
──いえ、勉強不足ですいません。
まあ知ってる必要ないと思うよ。で、そのゲームで店舗大会に出るようになった。その頃には地元じゃなくて、もっと都会なところに越してたからね、環境も変わっていた。必然、カードショップに行くことも多くなって、TCGそのものにまたコミットしていった。大学生で自由にできるお金も増えてたから、より深く。プレメモだけじゃなくてバトスピとか、ゼクスとかもかじったよ。でも結局、プレメモに戻ったね。
マジックは、構築戦はやらなかったけど、ブードラをやったりしてた。プレメモプレイヤーの中にも、マジックを知ってる人はけっこういたからね。
──プレメモは現在も続けてらっしゃるんですか?
休止してるようなものだけど、何しろこないだミックスの──まあマジックでいえばエターナルみたいなレギュレーションだ──全国大会で優勝したから、完全に止めちゃうってことはないよ。このゲームに思い入れが多分にある。僕が止めるより、プレメモが終わるほうが先だろうな。
──マジックの話題に戻りますが、結局具体的に、三度目の復帰を果たしたのはいつなんですか?
ごく最近だよ。タルキール覇王譚で友好色フェッチが再録されて、さらに次の大型がゼンディカー回帰だってことが解って、「チャンスだ」と思った。そのときは、BFZに対抗色フェッチが再録されるもんだと思ってたからね。次にマジック始めるなら下環境も見据えてやろうというのは強くあったから、下でも使える土地を安く集められる現環境は、復帰するために最適だったんだね。
──タルキールもまた多色環境というのも、なんだか不思議な縁ですね。
まったくね。とにかく運命再編あたりからスタンのカードをちょこちょこシングルで揃えて、オリジンは1BOX、BFZは4BOX買った。並行して、モダン、レガシーで幅を利かせてるカードも揃え始めた。まだぜんぜんだけどね。それで、現在に至るってわけだ。
──では現在は、下環境の資産を集めながら、スタンダードをメインにプレイされているわけですか。
いや、今はリミテッドにはまってる。というか、それ以外できる状態じゃない。
──といいますと?
というのもね、就職にともなって引っ越ししたわけだけど、近所に大会をやってる店舗がないんだ。車で一時間くらい行かないとダメ。仕事も八時十七時ってわけじゃないから、結局FNMの時間にはほとんど間に合わない。だから、カードは揃えても結局一人回しなんだな。
でもマジックをやりたくて、ついにMOを導入したんだが、実物を持ってるものをデータで揃えるのも馬鹿らしくて……
──それで、リミテッドですか。
始める動機がマイナスなものばかりだけど、リミテッドが最高に楽しいことに気づいた。これはTCG人生最高の発見だと思う。僕には構築よりこっちのほうが向いているのかもしれない。だから、このDNの記事も当分はリミテッド中心になると思うね。
──もう構築はやらないんですか?
風に訊いたらどう? ってわけにもいかないか。でも本当にわからないんだ。転勤なんかもある職業だからいつ環境が変わってもおかしくないし、近所に大会やってる店があれば、ヴィンテージ以外のレギュレーションなら一応デッキは用意できるしね。とりあえず、下環境で使えるカードを集めるのは続けるつもりだ。コレクションだけでも楽しいから。
──長くなってしまいましたね。少し、休憩しましょう。
ここまでで、ちょうど四百字詰めで十枚分くらい喋ったわけだ。すごいね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
DNを始めるにあたって、まあ自己紹介くらい必要かなと思ったのですが、普通に自己紹介を書いてみたところとてもつまらなかったので、こういう感じでインタビューを自作自演してみました。少し面白かったです。続きます。
コメント
自分も同じ世代なのでなんともノスタルジックな気持ちになりました。
象もですが、鳥も驚くほど高かった記憶がありますね。
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僕も書きながら、「これももう15年前の話なんだよなあ」としみじみ思ってしまいました。バッパラも当時は高かったですよねえ。憧れるだけでした。マナクリに厳しい昨今あの性能はなかなか許されないでしょうが、いつかスタンに戻ってきてほしいものです。